創作童話 エマと狼③
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狼はエマと別れてから森の中の罠にワインをかけて回りました。
狩人が仕掛けていったものです。
そして次の日も、そのまた次の日も、狼はエマからワインをもらい、罠にかけることを繰り返しました。
月日が経つと、罠は錆びれて壊れていきました。
エマと狼は毎日のように森で会い、お花畑でおしゃべりしました。
エマはたくさんのことを狼に話しました。
自分のこと、粉挽き屋を営む両親のこと、お菓子作りが上手なおばあさんの事。
2人ともよほどお互いを気に入ったのでしょう。
この日課はおばあさんが亡くなってからも続きました。
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だんだんお話らしくなってきたかな?
それでは、またお会いしましょう🎀🐺