創作童話 エマと狼③

f:id:aaa1120:20181025003354j:plain✡・゜.。❉・。・゜❅・゜。.✩・゜。✵・゜。✬
 狼はエマと別れてから森の中の罠にワインをかけて回りました。

狩人が仕掛けていったものです。

 そして次の日も、そのまた次の日も、狼はエマからワインをもらい、罠にかけることを繰り返しました。

月日が経つと、罠は錆びれて壊れていきました。

 エマと狼は毎日のように森で会い、お花畑でおしゃべりしました。

エマはたくさんのことを狼に話しました。

自分のこと、粉挽き屋を営む両親のこと、お菓子作りが上手なおばあさんの事。

2人ともよほどお互いを気に入ったのでしょう。

この日課はおばあさんが亡くなってからも続きました。

✡・゜.。❉・。・゜❅・゜。.✩・゜。✵・゜。✬
 

 だんだんお話らしくなってきたかな?
それでは、またお会いしましょう🎀🐺