創作童話 エマと狼⑧
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このオーダーを受けると、エマは俄然張り切りました。
なぜならお菓子作りが上達したのもお城のパーティでたくさんお菓子を食べることができたからですもの。
エマは考えました。
「どうしたらお二人共に喜んでもらえるケーキが作れるかしら?」
考えるうち、エマはふとあることを思い出しました。
婚約者様の髪飾りと、靴のベルトのところに、可愛いすみれの飾りがついていたことを。
そこでエマはお花屋さんに行きました。
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